購買サイクルと検索キーワード

キーワード選びをしていく中で、みなさんが誘導のターゲット としたい顧客が利用するキーワードは多岐にわたることがわかっ たと思いますが、さて、 SEO対策を実施するにあたってキーワードは絞り込んだ方がいいのでしょうか、それとも可能性のあるキーワードは網羅した方がいいのでしょうか?
SEO対策で対象とするキーワードの個数の違いは、日米企業で大き な違いがあります。SEO対策に対する十分な理解がなく、単なるランキング遊びといった認識を持ちがちな日本企業の多くは、検索数が圧倒的に多い数個のキーワードにしぼった対策をする傾向があ る一方、米国の企業はウェブマーケティングあるいはオンライン キャンペーン全体最適化の考えから、消費者との接触機会最大化、およびROI 最適化 を求めて自社のビジネスに関連する多数のキーワードで適切に検索結果に表示される 施策をとっています。

購買サイクルにより検索キーワードは変わる
ノート パソコンを購入 した いと考えて検索しているユーザーでも、その消費者の購買サイクルによ って検索時に用いるキーワー ドは変わり ます。例えば、認知、調査、 比較 ・検討、購入と4段階に分けた場合、下調べの段階では情報収集を中心にし ますから、「ノー トパソコン」 といったキーワー ドを利用するかもしれ ませんが、ある程度購入候補を絞り込んだり、自分が求めるニー ズが明確になってくると、モバイル パソコンといった、購入を決定するために必要な特定の情報を探すキーワードなるでしょう 。そして、オンラインでの購入を決めた ら、特定のオンラ イン販売
サイ トで商品を購入す るために「東芝 直販」 と検索するかもしれませんし、 目当ての商品名 (特定の型番)で検索するかもしれません。
さて 、 もし検索数が多いキーワー ドだけを対象にしたら(大抵の場合、 まだ消費者の頭の中は漠然とした状態が多いですが)購買サイクルの前半のステージ中にあるユーザーにしかリーチでき ないことになります。 これは大きな機会損失になりかねません。

検索やその他のネット広告を通じてサイトと消費者との接触回数を増やし、ブランド認知を浸透させていくことでコンバージョ ン率をいくらか高められることは調査によって明らかにされています。 消費者行動の観点からSEO対策を考えてみると、対象とすべきキーワードは行動にあわせたものにすべきだということ がわかります。